【手回り品】猫や犬と一緒に電車に乗る時のルールと注意点。持込料金は1個280円

【手回り品】猫や犬と一緒に電車に乗る時のルールと注意点。持込料金は1個280円

ペットを飼っていると猫や犬と一緒に電車に乗らなければいけない場面があるでしょう。そもそも電車に猫・犬を持ち込めるのか?と疑問に思うかもしれませんが、答えは可能です。

リードを付けた犬をお散歩感覚で連れて電車に乗るのは無理ですが、規定サイズ内のケースやバッグ(キャリー)に入れていれば一緒に電車に乗ることができます。(経験済)

ペットを入れたキャリーは「手回り品」として持ち込むことができますが、JRでは全社共通で280円の持込料金がかかります。窓口で普通手回り品切符を購入しましょう。

筆者が購入した普通手回り品切符の写真

JR東海で購入した普通手回り品切符です。
これを犬が入ったキャリーに取り付けて一緒に電車に乗りました。

手回り品1個につき280円の料金が必要なので、2匹の猫・犬を別々のキャリーに入れて一緒に乗るのであれば560円の追加料金を支払わなければなりません。

関東圏の鉄道会社はほぼ無料ですが、東海・関西圏の鉄道会社ではJRと同じく280円の手回り品切符(持込運賃)が必要となります。

この他にも鉄道会社によって持ち込めるキャリーのサイズや種類に制限があったり、逆になかったりもするので、猫・犬と一緒に電車に乗る際のルールや注意事項と共に順を追って説明していきます。

猫や犬を入れるための移動用キャリー:リッチェル キャンピングキャリー

我が家で使っているキャリー。犬のアスカとが一緒にすっぽり入るサイズです。
アマゾンのベストセラー商品だけあって、頑丈で不満はありません。

猫や犬はキャリー(ケース)に入れて一緒に乗れる

猫や犬と一緒に電車に乗ることは可能ですが、必ず入れ物(ケースやペットキャリー、キャリーバック)に入れないといけません。

これは、猫や犬や鳥などのペットは普通手回り品として扱われるためでJR各社や関西圏の鉄道会社では別に運賃を支払う必要があります。

他にもペットキャリーに入れていないと猫や犬が電車内で暴れたり飛び出して他の乗客に迷惑がかかってしまうためです。猫ならば電車から脱走する可能性もありますよね。

JRによると電車内に持ち込めるペットとケースについて、

小犬、猫、鳩またはこれらに類する小動物(猛獣やへびの類を除く)で、

  • 長さ70センチ以内で、タテ・ヨコ・高さの合計が90センチ程度のケースにいれたもの
  • ケースと動物を合わせた重さが10キロ以内のもの

手回り品料金は、1個につき280円です。ご乗車になる駅の改札口などで荷物をお見せのうえ、普通手回り品きっぷをお求めください。

と案内しています。猫・犬・鳩などの小動物は持込OKですが、猛獣やヘビなど他の乗客に危害を加える可能性があるものに関しては持込不可としています。

大型犬は規定サイズのキャリーに入らないため持込不可ですが、盲導犬などはそのまま電車に乗ることができるのは周知の通りです。

一緒に電車に乗ったおすすめキャリー

ペットを入れた手回り品で電車内への持込みを許可されている基本サイズは長さ70cm以内、縦・横・高さの合計が約90cm(程度と記載)です。

市販されている普通サイズ(S~M)のキャリーならペットを入れて持ち込めますが、Lサイズだと合計サイズが90cmを超えるものがあるので注意しましょう。

我が家で猫や犬の移動に使っているキャリーはリッチェルの「キャンピングキャリー・ダブルドア」Sサイズですが、犬2匹を中に入れて一緒に電車に乗れました。

電車の中でキャリーに入るアスカと(リッチェルのキャンピングキャリー・ダブルドア)

こんな感じで2匹のチワワがスッポリ入ります
ダブルドアだと上から様子を見たり顔を出したりできますよ

実際に犬を入れたキャリーを持って窓口で普通手回り品切符を買ったのですが、サイズを計られることもなく駅員さんが見て確認した後、切符を販売してくれました。

JRではペットの持込み、手回り品を案内するホームページで持込サイズについて、縦・横・高さの合計が約90cm程度と記載されていて、大きすぎず他の乗客の迷惑にならなければ、多少サイズをオーバーしても持ち込める可能性があります。

ペットカート(ペットバギー)は電車に乗れる?

大型猫を2匹飼っている知り合いは猫が重すぎるため、猫と一緒に電車で移動する際はベビーカータイプのペットカート(ペットバギー)を利用しています。

普通のベビーカーと異なり、猫や犬が脱走しないように蓋が閉められる構造になっているのが特徴です。

ペットカートは普通のキャリーと比べても車輪が付いているためかなり大きいです。そのまま電車に乗れるかは鉄道会社の規定によりますが、サイズ制限を超えるものが多いです。

しかし、ここ最近では猫・犬を入れるキャリー部分とカート部分が分離できるタイプのペットカートが発売されています。

乗車後にキャリーを外してカートを折り畳むなどすれば電車に乗車することができる場合もあります。事前に利用予定の鉄道会社に確認してみることをおすすめします。

猫・犬を連れて電車に乗る際の準備と注意点

筆者が購入した普通手回り品切符の写真

猫や犬を連れて電車に乗る際、必ず守らないといけないルールは上でも紹介しましたが「ケース」に入れることと、追加運賃が必要なら支払うことです。

また、電車に乗る前にしっかりと準備しておくことで飼い主さんにとっても慣れない移動でストレスが溜まってしまう飼い猫・飼い犬にとっても快適な旅となるでしょう。

準備1:鉄道会社の規定を確認

飼い主さんがペットと共に利用する予定の鉄道会社のペット持込みに関する規定をよく確認しておきましょう。一般的なサイズ規定などはこちらで紹介しています。

市販されているハードキャリーやキャリーバッグであれば持込可能と思っておけば良いですが、あまりにも大きい場合は持込を断られる可能性もあります。

いざ移動開始!となって駅で足止めを喰らうのはとても辛いので、事前確認が重要です。

準備2:トイレは事前に&排泄対策もしっかりと

短時間の移動であれば猫や犬もおしっこやウンチなど排泄を我慢できると思いますが、長時間の移動となると我慢できずに暴れたり漏らしたりすることがあるかもしれません。

猫の排泄時間をコントロールするのは難しいですが、犬であれば食後や昼寝の後など、トイレに行く時間は多少コントロールできます。なるべく移動前に排泄できると良いですね。

移動中、ケージの中で排泄しても大丈夫なようにトイレ用のペットシートを何枚か敷き詰めておくと安心です。

また、ケージ内でウンチをしてしまった時のために消臭ビニール袋とティッシュを常備することをおすすめします。ウチで犬用に使っているシートは分厚くて匂いも気になりません。

注意1:電車内でケースから出さない

普段、どれだ大人しい子でも電車の中は騒音と知らない匂いで不安になっています。ケース(ケージ)から出して膝の上に置くなどの行為は脱走する可能性があるので止めましょう。

また、周りの乗客が全員犬を好きという訳でもありません。様々なリスクを考えると電車の中ではケージの中に入れて安静にしてあげるのが一番です。

万が一の時に備え、ハーネス付きのリードを装着しておくと良いと思います。

注意2:抜け毛を撒き散らさない

周りに座っている(立っている)乗客の中に猫アレルギー・犬アレルギーの人がいないとも限りません。犬(猫)の毛、フケ、唾液などが飛散しないように気を付けましょう。

キャリーの上から布などを被せてあげると抜け毛の飛散防止になると共に、移動時のストレスを和らげる効果もあるためおすすめです。

また、余裕があれば、電車で移動する当日までにブラッシングして抜け毛を取っておくといいですよ。こちらの記事でおすすめのブラシを紹介しています。

注意3:鳴き声がうるさいのであれば降車も検討

電車での移動中、キャリーの中の猫や犬が鳴き出してしまい、どうにも収まらない場合は人の少ない空いている車両やデッキ部分に移動すると良いでしょう。

大きな声でずっと鳴いている場合は普段と違う環境(音や匂い)で強い不安を感じている可能性があり、時間的に余裕があるのであれば一旦電車を降りて休憩するのも1つの手です。

ウチの犬ズと一緒に電車移動した時は乗り換えが何度かあり、ホームで次の電車を待つ時間があったので良い気分転換になったと思います。同じ電車に長時間乗り続けるのは人も動物も同じくストレスを感じるものです。

全国の鉄道会社別・持込料金一覧

全国に鉄道網があるJR(JR東日本・JR東海・JR西日本)にペットを持ち込む場合は有料で、荷物1個につき280円の手回り品切符(持込運賃)が必要です。

関東圏内の鉄道会社は猫や犬と一緒に乗る際、ペットの持込料金を徴収しておらず無料で一緒に乗ることができます。
(東京メトロ、都営地下鉄、東急電鉄、小田急電鉄、りんかい線、西武鉄道、京急電鉄、東武鉄道、新京成電鉄、京成電鉄、京王電鉄、阪神電車は無料)

逆に関西圏では大阪市営地下鉄バスニュートラムが無料ですが、他の鉄道会社はJRと同じく280円の手回り品切符(持込運賃)が必要です。
(阪神電車、阪急電車、京阪電車、南海電鉄、近畿日本鉄道は有料)

東海地方でなじみ深い名古屋鉄道(名鉄)も有料で280円の手回り品切符を窓口で購入する必要があります。

交通機関別ペットの持ち込み料金や規則・注意事項については変更になる可能性があります。事前に利用予定の各鉄道会社に確認をお願いします。