猫の爪切りはギロチンタイプがおすすめ。嫌がる・暴れる場合は素直に動物病院へ

猫の爪切りはギロチンタイプがおすすめ。嫌がる・暴れる場合は素直に動物病院へ

猫の爪切りに苦戦する飼い主さんは多いのではないでしょうか?筆者宅でも2匹の猫と2匹の犬を多頭飼いしていて、全員の爪を自分で切っているので大変さが良く分かります。

犬は定期的にシャンプーが必要なのでトリミングに連れて行ったついでに爪切りしてもらえますが、猫はシャンプーが必須じゃない上に外に連れ出すだけでもストレスが溜まります。

マコ

オウチの中が大好きニャン。(車での移動と動物病院が大嫌い)

理想は家の中で猫の爪切りをしてあげることですが、どうしても嫌がって暴れてしまう場合はかかりつけの動物病院に相談して爪切りしてもらうことをおすすめします。

…というのも、嫌がる猫の爪切りを素人の我々が無理にやることで深爪して出血してしまったり、切ってはいけない所を切ってしまう可能性もあるためです。

このページではできる限り家の中で飼い猫ちゃんの爪を切るために知っておきたい知識と上手く爪切りをするコツを紹介していきます。

猫の爪切りが必要な理由

外で放し飼いにしている猫であれば木に登ったりしているので、爪とぎをしていれば爪切りする必要はないと言われていますが、完全室内飼いの猫ちゃんが多いと思います。

ウチの2匹の猫ズも外には出しておらず、家の中には至る所に置いてある爪とぎを使ってバリバリしていますが、やはり爪は伸びてきます。

むしろ、伸びてきたご自慢の爪を一生懸命、爪とぎで研いでいるので2週間もするとキンキンに尖って筆者や奥さんの膝に乗ってくると爪が刺さって痛いくらいです。

そのままの状態で放置しておくと、伸びた爪がカーテンやカーペットに引っかかって危ないだけではなく、ソファーなどの家具に飛び乗った際、穴があく可能性もあります。

ウチで使っている爪切り(ギロチンタイプ)と飼い猫のれっちゅん

我が家のれっちゅんはお利口ですが爪切りがあまり好きではありません

れっちゅん

えっ…爪切りするニャン?

爪とぎをしてカリカリに尖った爪の先端部分だけでも切ってあげることで、家の中で暮らす家猫にとって安全になると言えるでしょう。

猫の爪切りをしないとどうなる?

伸びてきた猫の爪を切らないまま放置しておいてもそのまま伸び続ける…ということはなく、一定の長さまでしか伸びません。

そこで、先端の尖った部分だけを切り落としてあげることによって猫と人間の双方が暮らしやすくなるので、多少暴れても頑張って爪切りをした方が良いというワケです。

れっちゅん

なるほどニャン(でも嫌ニャン…)

また、猫が自ら爪とぎをしない場合、そのまま伸びて巻き爪になったり爪が変形する可能性もあるので、やはり定期的に爪切りをしてあげることが大事です。

巻き爪になってしまうと肉球に刺さってしまったりして歩行(家の中のパトロール)に支障が出る上、動物病院で診察を受ける際にもお金がかかってしまいます。

飼い猫に痛い思いをさせないため、不要な動物病院代を払うのを避けるためにも、猫の爪とぎ・爪切りは必要なんですね。

猫の爪切りにおすすめなのはギロチンタイプ

我が家で使っているギロチンタイプの爪切りとヤスリセットの写真

我が家ではこんな爪切りセットを使ってパチンパチンしています

猫の爪を切るのにおすすめされているのはギロチンタイプの商品です。人間用の爪切りを使い回している人もいますが、カッター部の面が広いのであまりおすすめできません。

「ギロチン爪切り」と聞くと物騒な感じですが、グリップを握るとギロチンのように上から刃が降りてきて爪が切れる仕組みです。

持っていない人でどんな動きをするか想像が付かない方は下の動画を見て頂くと分かりやすいと思います。

ギロチンタイプの爪切りの動きを撮影した写真

グリップを離すとギロチンが戻り、握ると下がります

ニッパータイプ(ニッパー式)で切るのは意外と難しい

ニッパータイプの猫・犬用爪切り

かなり前に購入したニッパー(ペンチ)タイプの猫・犬用爪切りです

先端が尖って少し曲がっているニッパータイプ・ニッパー式の爪切りもありますが、子猫の小さくて薄い爪を切るのには向いていますが、成猫の爪切りには向いていないと感じました。

筆者は以前、親指部分の巻き爪を切るためにニッパータイプを購入したことがありますが、先端の尖った部分だけを切るなら使えますが、根本近くの部分を切ったところ、爪が割れてしまったことがあります。

特にロシアンブルーのマコの爪が厚く、ニッパータイプでは切れそうにもなかったので、それからニッパータイプは封印して現在は使っていません。

ロシアンブルーの後ろ足の分厚い爪のアップ写真

このように厚くなっている爪はギロチンタイプで切った方が良いです
猫・犬用のニッパータイプの爪切りの先端部分

ニッパータイプの先端は尖っていて、この商品は小さめの刃なので子猫に向いています

子猫を飼い始めた人であれば、ニッパータイプで爪切りに慣れさせるのは良いと思いますが、大きくなってきて爪が成長したらギロチンタイプを購入することをおすすめします。

筆者 マサネコ

ウチは猫が小さい頃からギロチンタイプでしたが、問題なく子猫の爪を切ることができました。

上手く猫の爪切りをするコツ

猫の爪切りは猫によってはかなり嫌がり暴れてしまうので、苦手意識が強い人が多いと思います。実際、猫が嫌がるかどうかは性格次第と言えます。

幸いにもウチで飼っている2匹の猫ズは大人しくしてくれているので、膝に乗ってきて喉を鳴らしている隙にパチンパチンと切ってしまえます。

れっちゅん

お利口だニャン♪

猫の爪は内側と外側の二層構造になっており、内側のクイックと呼ばれる部分には神経と血管が通っているので切ると出血します。

ロシアンブルーの前足の爪をアップで撮影した写真

前足の爪を出してアップで撮影。ピンク色の部分は切ってはいけません。

猫の爪切りは色が変わっているクイックの部分は絶対に切らず、先端の尖った部分だけをできるだけ1度で切ってあげれば良いです。慣れるまでは浅く切りましょう。

猫の爪は普段、足先の間(さや)の中に格納されています。

爪の先端から少し付け根の部分に下がったところを指でつまんであげると「さや」からニョキッと爪が出てくるので、そのまま固定して先端部分を切ります。

仰向けにゴロンして膝の上に乗せることができれば非常に爪切りがしやすいので、子猫のうちから抱っこして爪切りするのを覚えさせると、後々が非常に楽です。

ゴロンと仰向けで固定するのが難しい場合、猫を座らせた状態のまま爪を出して切ることになりますが、視界の確保が難しいので慎重に切っていきましょう。

また、猫が爪をガジガジ噛んでいる場面を見たことがあるかもしれませんが、問題行動ではなく爪に違和感を感じているときに取る行動です。

余りにも長時間、爪を噛んでいるのであれば目視で確認してみて、爪の生え際が赤く腫れてしまっている場合は動物病院を受診した方が良いです。

この動画の猫ちゃんのように座った状態で爪を切らせてくれるのが最も楽で安全です。猫種・性格によるところが大きいかもしれませんね。

嫌がる・暴れる場合の対応策

爪切りしようとするとどうにも暴れてしまって困っている場合、家族がいれば家族に協力してもらうか友人を家に招いて助けを求めましょう。

1人で爪切りするよりも協力者がいた方がスムーズに作業ができるため、嫌がる猫の爪切りは2人がおすすめです。

具体的には、1人が爪を切る猫を抑える係で、首の付け根を掴む(つまむ)と猫は大人しくなります。これは習性なので是非利用しましょう。

上の動画にもあるように、1人が首をつまむことで猫は大人しくなります。この隙にもう1人が爪切りを持ってパチンパチン切ってしまえばOKです。

しかし、猫によっては後ろ足をバタバタさせることが予想されるので、あまり爪の根本を攻めすぎず1度に1本ずつ素早く切っていくと良いでしょう。

どうしても1人で爪切りをしないといけない場合、洗濯ネットに猫を入れると逃げ出せなくなります。これは動物病院に連れて行くときにも使えるテクニックですが、上と同様に素早く爪を切っていかなければなりません。

無理なら素直に動物病院にお願いしよう

ウチで使っている爪切り(ギロチンタイプ)と飼い猫のれっちゅん

上記で紹介した方法を行ってもどうしても爪が切れない場合、大人しく動物病院に連れて行って先生か動物看護師さんに爪を切ってもらいましょう。

動物病院で爪を切ってもらうことのメリットは安心感と、万が一、暴れて深爪し出血してしまった場合も止血などの処置をスムーズに行ってくれるところです。

ウチがお世話になっている動物病院では、猫・犬ともに爪切り料金は1匹500円ですが、動物病院によって料金が異なりますので、電話で聞いてみると良いでしょう。

自宅で爪切りに消耗するよりも、500~1000円程度を支払って安心に爪切りしてくれるのであれば、専門家にお願いするのが最も良い選択肢だと思います。

まとめ:小さい頃から爪切りトレーニングをやっていこう

子猫の頃から飼い始めたのであれば、小さい頃から飼い主さんが頑張って爪切りをしながら爪切りトレーニングをやっていくことをお勧めします。

爪切りトレーニングとは、猫が好きなおやつを使う方法で、手(足)を触る→おやつ→爪切り見せる→おやつ→爪切りで手(足)に触れる→おやつ…を繰り返します。

間におやつをあげることで、爪切りを頑張ればおやつが貰えることを覚えさせる簡単なしつけ方法です。色んなことに応用ができるので試しみて下さい。

また、ペットショップにいた期間が長い子は店員さんが頻繁に爪を切っていると思うので、家に迎え入れた後も比較的すんなりと爪を切れる子が多いような気がします。

爪切りを頑張った飼い猫ちゃんにはご褒美(おやつ)をあげて下さいね!

れっちゅん

終わりだニャン♪